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安全衛生協力会

フルハーネス型安全帯仕様作業特別教育を行いました


広報担当Mです。
8月3日にアクア安全衛生協力会の一環として「フルハーネス型安全帯仕様作業特別教育」を行いました。
その様子と共に、建築現場の安全対策についてまとめておきたいと思います。

※今回の記事は、広報担当Mが講義を受けて聞いた範囲での内容となります。実際の詳細については以下リンク先などでご確認お願いします。
厚労省 「安全帯が「墜落制止用器具」に変わります!」



安全帯から「墜落制止用器具」へ

今まで建築現場では「安全帯」と呼ばれる簡易的なものを使用してきましたが、2019年1月から政令の改正により「墜落制止用器具」として「フルハーネス型」の使用が原則となりました。
(この記事のタイトルには「フルハーネス型安全帯」としていますが、本来は「フルハーネス型墜落制止用器具」が正解となります。)
今まで使用していた腰回りだけに巻くベルト型の「安全帯」については、2022年1月以降は使用禁止となります。
今までの安全帯写真01
今までの安全帯は腰ベルトのみでした。




安全衛生特別教育に対象業務が追加

安衛法第59条第3項の特別教育の対象となる業務に、「高さが2メートル以上の箇所であって作業床を設けることが困難なところにおいて、墜落制止用器具のうちフルハーネス型のものを用いて行う作業に係る業務 (ロープ高所作業に係る業務を除く。)」が追加となりました。

上記の作業に関わる方は学科4.5時間、実技1.5時間の特別教育を受ける必要があるため、今回はアクア社員と協力会社の皆さんに対する特別教育を実施しました。講師は、日頃アクアが仮設工事でお世話になっています株式会社葵建設の遠藤 浄社長にお願いしました。
アクア安全衛生協力会フルハーネス型安全帯仕様作業特別教育
60人の参加者で会場は満員でした。



フルハーネスにすると何が変わるの?

建設関係の高所からの転落事故のイメージとしてはやはり足場を組む鳶職が多いと勝手に思っていました。何もないところに足場を作って行くわけですから、一番危険な作業かと。しかし実際は足場建設中や解体中の事故は全体の35%で、実は足場が既にある状態で作業中または移動中に転落しているのが56.8%で一番多いようです。つまりアクアのような防水、塗装など足場での作業中が実は危険ということのようです。
足場からの墜落時の行動
「足場からの墜落」による死亡者の災害時の行動



今までも安全帯は装着していたので、地面まで墜落することを回避することはできていたかもしれません。しかし、今までの安全帯はお腹のまわりに巻いているだけなので、転落の際に宙づりになったときにお腹(内臓)を圧迫してしまったり、すぽっと抜けてしまったりすることで、死亡の危険が高かったそうです。フルハーネスは肩と足の付け根の4点で支える形になるため、内臓の圧迫を避けることができたり、抜けてしまうことが少ないのでより安全になるということでした。



また「ショックアブソーバー」という転落などの急な動きに対して衝撃を回避する装置がついており、地面にたたきつけられたりすることが減るということでした。但し、低いところでの作業はショックアブソーバーが効かない場合もあるので、作業場所の高さによって種類をきちんと選ぶことが大切です。

もし墜落事故が起こってしまった場合、宙吊りの状態になりますが救助の際は必ず下へ降ろさなくてはいけないそうです。引き上げてはだめなんだそうです。



さらに詳しい説明はこちらの資料にあります。
厚労省「正しく使おうフルハーネス」



実際にフルハーネス型を装着してみた!

受講者全員が実際に装着してみます。

アクアフルハーネス型安全帯仕様作業特別教育 アクアフルハーネス型安全帯仕様作業特別教育 アクアフルハーネス型安全帯仕様作業特別教育

講師の方に、吊られた状態になるように引っ張ってもらって確かめます。
アクアフルハーネス型安全帯仕様作業特別教育 アクアフルハーネス型安全帯仕様作業特別教育

やはり皆さん、足というか股関節(鼠径部)に来るベルトが気になるようです。動きを妨げる感じがあるようです。
アクアフルハーネス型安全帯仕様作業特別教育 アクアフルハーネス型安全帯仕様作業特別教育
ベルトや装置などがつくため、重いのと、夏はとても暑いそうです。
当然デメリットもあるのですが、安全のためですので慣れるしかないようです。

今回3種類のフルハーネスを用意していただきましたが、ベルトのタイプやショックアブソーバーの違い、背中にメッシュがついているものなど、デザインや機能、オプションなど様々選択肢があるようですので、試着して自分に合ったものを選ぶのがよさそうです。
アクアフルハーネス型安全帯仕様作業特別教育



点検と管理も大切

きちんと動作するか、傷んでいるところはないかなど、必ず点検をすること、適切な時期に交換することなども学習しました。特に大きなカラビナを足場に引っ掛けるのですが、引っ掛ける向きによって傷んだりすることや、ハーネスの帯?ベルト部分に塗料などがつくと、傷んで弱くなってしまい、いざというときにちぎれてしまったりするそうなので、日々のチェックをきちんとする必要があるということです。

フルハーネスを用意し、着用をさせるのが雇用主の責任ということで、もし違反があった場合は雇用主(社長)が罰せられるということですので、アクアは社員及び協力会社の皆さまに対しても徹底していきたいと思います。



暑い中、参加された協力業者の皆さまおつかれさまでした!
これからもアクアは安全第一で施工を行ってまいります。


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