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改修工事

壁をぶち抜いたり、覗いたり?~区民事務所大規模修繕工事


こんにちは、広報Mです。

前回に続き、アクアの地元である豊島区の区民事務所の大規模修繕工事についてのレポートをお送りします。



前回の秘策についてと、今回は…っていつもなんですが、工事現場ならではの風景を見ることができましたので、ブログを読んでくださる皆さんにも是非この醍醐味をお伝えしたいと思います(笑)




地下のお部屋の目的を変更~内装工事~



今回の大規模修繕工事の一つの目的として、地下1階の集会室を健康相談所に変更するというものがありました。そのために、なんと、もともと壁があったところをぶち抜いて行き来ができるように扉をつけることになりました。



私がいったときはすでに見事にぶち抜かれていて、内装担当さんが扉のために寸法を確認しておりました。こういう状態の壁を見ることって日常生活の中ではまずないと思います(笑)。



盛大にぶち抜かれてきれいになっていますが、この躯体の中の鉄筋なんかも切断しなくちゃいけないので、当然ものすごい音が出ちゃうのでは?と思ったのですが、そこで例の秘策?です。



音を出さないために、クラッシャーと呼ばれる大きなハサミのような機械で挟んで壊すというやり方があるそうです。(画像がないので、こちらの会社さんのが有名だそうです。カニのツメみたいでもありますね。)

今回は、このクラッシャーを使うと、本当に音が出ないそうで、コンクリートをぎゅーっとつぶすような感じで、メリメリと破壊できるそうです。ちょっと見たかったな…次回は動画を撮ってもらおう。(笑)




そんなわけで私が見たのはこの状態で、無事開通していたわけですが、工事中ならではの問題も。

今までは、この穴のこっち(会議室)側と向こう側とは分かれていたので、入口(カギ)も別、警備システムも別だったそうです。それがつながってしまったので、管理担当者はうっかりこっち側のカギを開けて入って向こう側に行ってしまって、警備システムが作動してしまうということがあったそうです。いやー確かに、穴が空いてしまうと、仕切られていたことは忘れてしまいますよね…



地下ならではの悩みと設備



突然ですが、みなさんはこういう小さい扉を見たことがあるでしょうか?



通常閉まっていて、開いているのを見ることはあまりないかもしれません。この扉、基本的には地下階にしかないのですが、何のための扉でしょう?



実は地下階は地下水などによる漏水が発生しやすく、漏水によって湿気が増えてカビが発生するなど生活に影響がでることがあります。地下階ならではのトラブル=漏水の処理をするために、壁の中にもう一枚壁を設け二重壁にすることが多いそうです。この2重になっている壁の隙間に水を流すための溝が設けてあり、この扉はこの二重壁の中の漏水状況などをチェックするために覗くための扉なのだそう。



こちらも地下ならではの設備なのですが、壁の上に空がほんのちょっと見えています。


地下は(当たり前ですが)地面の中に埋まっていますので窓が作れません。地下を居室とするためには窓が必要なので、このようなドライエリアと呼ばれる採光や通風のための建物外の空間を作ることでそれが可能となるそうです。しかし、こちらではそのドライエリアの壁にも写真のように漏水が発生していました。




ドライエリアは外ですので、室内の湿気やカビにはそれほど影響ないかもしれませんが、ひび割れている部分は建物の一部になりますので、やはり修繕が必要となります。アクアでは止水工事(漏水補修)の実績もかなりありますので、お任せいただいてます。


電設工事もアクアです



「総合的に建物改修ができる」というのもアクアの特徴の一つなのですが、電設工事や配管工事なども請け負っています。



今回は電設工事もまとめてお引き受け。この日は玄関前の照明の電設工事がまさに配線の最中!でした。



今回取材した現場は、どこにでもあるよく見かける小規模な施設でしたが、この規模でも本当にいろんな種類の工事と、それに伴いいろんな種類の手配と心配りをする必要があることがよくわかりました。公民館やこうした公共施設は大切な税金が使われていますから、適切に修繕して、長く大切に使っていただけるといいなあと思います。

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