コンクリートスラブ床はフォークリフト走行など日々の使用でひび割れなどの劣化が起きています。それらを放置すると倉庫内、工場内の事故につながる恐れがあります。また床の劣化により、建物自体の強度に不安も。株式会社アクアでは、コンクリート床の含浸工法で、補修だけでなく強度回復を低コストで実現しています。
頑丈なコンクリートも日々の使用で知らないうちに傷んでいます。床にひび割れや欠け、塗装の剥がれなどが見られるときは早めにご相談ください。
いわゆる塗床工事ではなく、補強層でカバーするものではありません。アクリル系接着樹脂を亀裂部分に含浸させるコンクリート自体の強度回復を目的とした工事です。
コンクリートの打ち直しとなると、撤去が伴うため、費用負担が大きくなる上、倉庫や工場の業務を止める必要が出てくることもあります。
倉庫や工場などで使用されているコンクリート床は、デッキプレート構造特有のたわみ、揺れ、またフォークリフトの走行など日々の利用による振動などによって、クラック(ひび割れ・亀裂)が発生します。深くひび割れが入ってしまうと、塗床工事などの表面保護だけでは補修できず、表面を固く保護してしまうことで、内部のコンクリートの破壊が進んでしまうこともあります。
既存の床スラブの状況に選択する工事が変わります。必ず現場調査を行って状況にあった工法を選定します。
①塗床・塗装工事/②含浸工法
③コンクリート打ち直し
コンクリートの上に高強度の仕上材で保護層を作り、コンクリートの劣化を防ぐ目的の工事です。
もともと塗装のしてある床についてはこちらの工法が有効です。改修工事には既存の塗膜層(防水層)を撤去する必要があります。
ひび割れに接着剤をしみこませることで、コンクリートの隙間を埋める工事です。コンクリートを打ち直す必要がなく、かつ強度回復が見込めます。
ひび割れたコンクリートを撤去し、新たにコンクリートを打ち直します。部分的に打ち直しも可能ですが、大規模に行う場合は、既存コンクリート撤去の費用もかかり、また業務を止める必要もあります。
アクアのお勧めする含侵注入はコンクリートひび割れに
直接施工ができるものが対象となります。
塗装がしてある場合は塗膜の撤去が必要となる場合があります。
また劣化がひどい場合はコンクリート打ち直しとなる場合もあります。
詳しくはお問合わせください。
コンクリート補修のための含浸工法は、低粘度の第二世代アクリル系接着樹脂を使用して亀裂の入ったコンクリートの強度を回復する工法です。
粘度が低く、一定の可使時間を確保する接着樹脂を使用。
低圧で注入可能なため、床の場合はひび割れに塗布することで重力によって自然に吸い込まれていきます。
これを何度か繰り返すことで、ひび割れの隙間に接着剤が充填され、強固な床が形成されます。
細かいクラック一つ一つに塗布していきます。
塗布後、ひび割れに吸い込まれた形跡がわかります。
最後にコテで伸ばしてヘアークラックにも適用します。
含浸工法にて施工した個所を一部切り出し、ブラックライト照射した写真です。コンクリート内部まで接着剤が充填されていることが確認できます。ひび割れに十分に接着剤が浸透することで、コンクリートが再び一体化して強度回復につながります。
一定の可使時間を確保しながら、短時間で硬化し、強度が発現するという性質を持っています。また、硬化収縮も小さく、湿潤面・油面にも対応できる等、数多くのメリットを兼ね備えた次世代のグラウト材です。
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含浸剤注入
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ヘアークラックへ塗布
清掃・施工完了
※傷み具合によってコンクリート打ち直しの方法をとることもあります。
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